4月

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はやいもので4月になった。

今月で母を亡くして、8年になる。

風呂につかり、ふとそんなことを考えていた。

母は昭和8年生まれ。私は昭和44年生まれ。
母が私を産んだのは36歳。私も今年で36になる。

そうか・・。母はこの年で私を産んだのか・・。

私の覚えている一番古い記憶は、おそらく幼稚園入園前に帽子を買いに言った記憶だ。
多分40歳くらいのことだろうなぁ。

母は美容師だったので、学校から帰るとレジのところに座って
働く母を見ながらパーマをかけているお客さんと話したり、おやつを食べたものだ。。

小学校高学年になり塾に通いだし、夏休みとかになると塾の合宿に行っていた。

いまだによく覚えているのだが、集合場所に行く時に母が送ると言ったが、
子供心に送ってもらうのが恥ずかしく、
「ついて来るなよーー」とか言ってしまったのを覚えている。
考えれば、親心に対して残酷なことを言ったものだ・・。

今から16年前、19の時に親許を離れ自立した。
銀座の新聞店にて新聞配達をしていた。
寮費や食事代を払うと、手元に5-6万円しか残らなかったと思う。

絶縁している父が仕事で海外に行ったという知らせを伯父から聞き、
父と共に大分に行った母を、姉と一緒に訪ねた。

当時の私にとって往復3万の飛行機代は高く、
姉のようにいろいろとおみあげを買う余裕は無かった。

無い頭をひねって、「京樽」と言う店の茶巾寿司を買っていった。
多分1500円くらいのものだ・・。
以前みんなが東京にいた頃に母が好きだと言っていたからだ。

姉のちゃんとしたみあげに対してみすぼらしいものだったが、
母は「おいしいおいしい。食べたかったのよ」と言ってくれた。

家を出てから母に会ったのは、この時と亡くなる1年前に1回会った計2回だけである。

30近くになり、まぁそこそこ人並みに稼げるようになった時には、
母はもういなかった。

ふとした時に「今なら親孝行できるのにな・・」と思う・・。

「親孝行したい頃には、親は無し」という言葉があるが、
本当だなと実感する。

幼い頃にしてもらったように布団をかけてあげたくとも、
墓石にはかけられない・・

あと1ヶ月で母の日だ。
ご両親ご存命の方は是非是非親孝行をしていただきたい。
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