子育て論②

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昨日の続きである。

私の考える理想の親子関係を、わかりやすく格闘技に例えて話す。

私の考える親子関係を格闘技に例えるなら、
子供はボクサー、父親は練習相手のトレーナー、母親はメディカルトレーナーだ。
成人前の子供の期間はデビュー前の練習期間。
成人後はプロデビュー後の選手生活期間だ。


私はトレーナーで、自分が担当する選手がいる。
選手は当然デビュー前だから、実戦を知らず、闘いというものを経験していない。

トレーナーであるから、選手を試合に耐えられる状態に仕上げる義務がある。

その為には、選手に蛇蠍の如く嫌われようともしごきぬく。
竹刀も振るうし、練習に出てこなければ首に縄をつけてでも引きずり出す。

ここでトレーナーの目的を試合での勝利と考えると、
「トレーナーのエゴではないか!!」と誤解が生じる。

ボクシングにおいて、トレーナーの最大の目的は選手の勝利ではない。
選手の勝利は、あくまでも付随するもので、
本来の目的は、選手を闘いの後、無事リングからおろし家に返すことだ。

もちろん勝利するに越したことは無いが、
それが無理ならば、なかなか負けない選手に、
それも無理ならば、例え負けても五体満足でリングから降りれる選手として、育てることだ。

トレーナーは、現役生活も知っているから、
どうすればボクサーとして生き抜けるかを経験として知っている。
その経験を可能な限り、選手に叩き込む。

当然、選手の資質もあるので考慮する。
誉めて育てるか、それとも叱って育てるべきか・・。
アウトボクサーにするか、足をとめて打ち合うハードパンチャーにするか。

選手のためにも選択肢は用意するが、目的はあくまでプロデビュー。
無事デビューさせるためには、殴ってでもロードワークをさせるし、
減量のためには、無理やり食事制限もする。

どんなに嫌われようと憎まれてでもだ。

それが事故も無くリングを降りる方法と知っているからである。

一生憎まれることになろうとも、
それで選手が無事に現役生活を終えることが出来るのなら安いものだ。

ここで忘れてはならないが、メディカルトレーナーは
練習中の選手に対して、トレーナーの真意と言うものを伝えなけなければならない。
なにゆえにしごくのか、理解させねばならない。

ボクシングには「ミット打ち」という練習メニューがある。
パンチングミットにパンチを打たせる。
パンチと言うのはミット打ちの音で、その良し悪しがわかる。

一般には知られてはいないが、トレーナーはパンチングミットの中のクッションを抜くことがある。
理由はいい音を出していると選手に思わせて、自信を持たせるためだ。
当然、ボクサーのパンチを直に受けることになるから、
トレーナーの手は腫れ上がるが、それは選手に見せたりはしない。
すべては選手に自信をもたせるためだ。

トレーナーはそういった自身の苦痛も覚悟しなくてはならないと思う。

トレーナーが死んだ後も、選手の試合は引退のその時まで組まれ続ける。

ボクサーは一試合で平均500発殴られる。
プロボクサーに500発殴られるのである。無事で済むはずが無い。
試合相手はトレーナーのように手加減などはしてくれない。

それでも敢えて無事に引退させるためならば、
嫌われるとか憎まれるなどと言ったヌルイ事は言っていられない。

無事リングを降りてグローブを壁に掛けた時、
選手が引退してトレーナーになった時、
選手は必ず自分のトレーナーの真意に気がつくと信じている。
気付いてくれないとしたら、それはトレーナーの練習方法が誤まっていた時だ。



賢明な選手として育て上げ、プロのリングに立ったときに選手は必ず気付く。

観客よりもテレビカメラよりも近いリングサイドで、
セコンドとして選手を見上げ息をのんで見守る二人のトレーナーが、
1番の観客であり、1番のファンであるということに。

ガッツ石松・辰吉・鬼塚・川島・畑山・・。
彼らは練習中あれほどに自分をしごきぬいたトレーナーと
試合後にリングの上で抱き合って涙を流しているではないか。



これが私の信じる親子関係だ。


( ̄_J ̄)ん?

「お前は結婚もしてないし、子供もいないではないか!!」だと・・。(-_☆)キラリ

確かにその通りだが・・。

一流のトレーナーたるもの、いつ如何なる時でも試合に備えるものなのだ!!


そしてなにより・・・





お返しすることも出来ないホワイトデーには、痛い質問だ・・。




読者の鋭いパンチでテンカウントを聞く前に
今宵はこのへんでリングを降りることとしよう・・・。




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