リスク

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今日、スペースシャトルの番組を見た。

開発を含めると40年前に始まり、飛行に成功してからは30年。

その初飛行時の着陸を覚えている。

まだ小学3-4年だった。

朝早く起きて、NHKの中継でパラシュートを開いて着陸するのを夢中で見ていた。




今日の番組で初めて知った事がある。

「スペースシャトルはその特性ゆえ有人テストが出来ず、ぶっつけ本番だった」という事。



アメリカはアポロ1号で、宇宙飛行士3人を焼死させるという悲劇を過去に起こしていた。

スペースシャトルで同様の事故がおきれば、10年の努力が無駄になり、計画が頓挫する可能性があった。

宇宙飛行士は、命を賭けてでも乗るというだろう。

彼らにとって宇宙こそ人生そのものなのだから。

だが、NASAの度胸に驚いた。



さて日本だったらどうであったろうか。

番組内でNASAのディレクターは「リスクの先にこそ進歩がある」と言っていたが、日本だったらどうだろう。

予算の問題もあるだろうが、それこそが日本が有人飛行をしない理由ではないだろうか。

なにしろ犯人に威嚇射撃した警官が殺人未遂で告発される異常な国だ。

失敗を恐れ、チャレンジせず、常に責任を他者に求める。




かつてはそうでなかった時代があったと思う。

戦後復興の時期はきっと前を向くしかなかっただろう。

今は極度にリスクを恐れているように感じている。

リスクをとって株式投資をしている人間が成功すると「うまくやったな」と羨みながら挑戦はせず、失敗をするのを見ると「そらみたことか、そうなると思ってた」とはやし立てる。




だがリスクを恐れるほどのものを我々は持っているのだろうか?

リスクをとるということは、持っているものを「なくて元々」と割り切って、賭ける部分もある。

だからこそのリターンである。

多くの人は、何も賭けずリターンだけ欲しがっているように見える。



これは家族も友人も財産も持たない私の虚勢だろうか。



将棋では、最初の一手を打つ前の状態が完璧な守備の状態という。

勝つ為に一手打つたびに防御が崩れる。

だからこそ「負けて当然、勝って偶然」という言葉がある。

ただ一手を打たない限り勝利もない。



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