わしは楕円のままで・・

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「キューブ」という映画見ましたか?
謎の空間に閉じ込められるちょっと怖い映画。

見てない?

なら「レインマン」は?
オスカーも取ってるはずだから、見た人も多いと思う。

この2つの映画にはそれぞれ特殊能力を持った人物が登場する。

特殊能力といっても、占いで信じない人を地獄に送ったりしないし、
テレビ朝日の番組で巧みな編集で千里眼を披露する外国人でもない。

現実に存在する人物をモデルにしている。
正真正銘の真の天才。
天才とは、天から贈られた才能と書くが、その意味でまさしく天才だ。

彼らのような能力者を「サヴァン症候群」と呼ぶ。

知能指数は低いが驚異的な能力を発揮する。
他にも精神的なショックや、記憶喪失を原因として、突如として開花する。

映画キューブでは、素数(1と自分自身以外には約数をもたない正の整数)を暗唱し続けるし、
レインマンではこぼれたマッチの本数を一瞬で記憶する。

実際の彼らはもっと凄まじい。

ある者は8万年分のカレンダーを記憶し、
例えば「3562年の1月10日は何曜日?」と聞くと、
一瞬で「火曜日」と答える。
そのスピードはコンピューターをはるかに凌ぐ。

またある者は6桁の立方根を暗算する。

まともに話すことも出来ず、盲目なのに、
一流のピアニストの弾く楽曲を、1度聞いただけで
ピアニストのミスタッチまで再現して弾きこなす者もいる。

我々凡人は忘れることで日々を笑って過ごせるが、
彼らには忘れるという能力が無い。

サヴァン症候群の語源はフランス語のsavoir(知る)なのだが、
まさに知る人なのだ。


だが、彼らにも闇はある。

彼らの1人は自分のことを、
「丸い惑星に生まれた楕円形の魂を持った人間」と言ったそうだ。

丸い星の住人は丸い魂を持つはずなのに、
自分は楕円の魂・・。

それゆえに、白い目で見られ、後ろ指を差される。

それに耐えかね、自己の魂にヤスリをかけ、
丸い魂に近づこうとする。
すると、本来の姿を失い、心が死んでいく・・。

「自分をあきらめ、生きた死体になろう」と語ったそうである。

表面上は別として、そこで大多数の人間は、楕円の魂の彼が、
「普通の低能」になったといって安心する。

丸い星では、楕円は疎まれる。

楕円の魂を持つ存在にも、本来の形を保った幸福な少数も存在する。

自らを信じる彼らの背中には「変人・奇人」のレッテルがはられるが・・。

丸い魂と、楕円の魂。

祝福を受けるべきは、果たしてどちらか。

ラグビーボールは、どちらに飛ぶかわからない。
だからこそ人生は面白いと、わしは想う。

ラグビーで点を決めることを「トライ」とは、
なるほど、上手いことを言う・・。




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