ふと想う

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先日、血液検査・超音波検査を受けた。
血液検査などは、2週にわたり血を抜かれた。
(注射大嫌いなのに・・・)

結果は肝臓が痛んだ時に検出される酵素が、通常の2-3倍程度あるということで、
来月にもCTスキャンしましょうとのことである。

今週は、会社から大事をとって休めと言われているので、
ちとヒマである。

朝から「トクダネ」を見ていた。

本日の特集の中に、15歳以下の臓器移植に関してのものがあった。

森本康輝君という少年の話だ。
ご飯を食べながら、特に集中もせず見ていた。
臓器移植の出来ない15歳以下の少年は、海外での手術にかけるしかなく、
ドイツに旅立った少年の経過を追った話である。

ご飯を食べながら、映像を見て、
「あぁ、この子、ドイツで移植を受けて助かったという話なんだろうな」と内心安心していた。

康輝君は8歳の少年で心臓の病で、15歳以下のため日本では臓器提供を受けられない。
そのため、ご両親はドイツでの治療を決断し、
周囲の人々はそのための資金をわずか1ヶ月で集め支援したそうだ。

「自分が元気になったらお返しがしたい。
これから渡航移植に行く人のお手伝いがしたい。
自分は役にたちたいんだ」
と語っていたそうだ。

ドイツに渡って10日ほど経過した頃、容態が急変。

懸命の処置もむなしく、脳死の宣告を受ける。

ご両親は彼の「人の役に立ちたいという」希望を踏まえ、
臓器を必要としている人たちの為に、彼の臓器提供を承諾。

臓器と角膜を提供。

その提供により、数名の命が救われたそうである。


臓器提供には、それぞれの持論があろう。


しかし、我が子の命を救おうと見知らぬ外国に渡り、
そこで我が子を失い、脳死とはいえ心臓は動いている彼の臓器を提供した。
事実、そのおかげで救われて感謝している人たちもいるだろう。

承諾したご両親のご無念は計り知れない・・。

無念というほかあるまい。

朝飯を食べながら見ていて、その心中を察すると・・。
もう・・。いや、年取って涙もろくなった・・。

「涙と共に食べなければ、人生の味はわからない」といったは、ゲーテだったろうか・・

願わくばご両親がご自身を責めない事を願う。


私は6年前から臓器提供カードを持ち歩いている。
全て提供することにしていて、親族の同意も得ている。

出来ることであれば、骨でも皮でも使っていただいて構わない。
どうせ焼いてしまうのだし、魂の抜けた空き瓶のようなものと考えているからだ。

私が納得しているから、どこを使おうと、実験しようと結構である。

皆それぞれ意見はあるだろう。
私は、それで誰かが助かるなら、それでよいと思っている。
反対している人でも、我が子のためなら「自分の心臓とってくれ」と思うことだろう。



このニュースをみて、あることを思い出した。

友人のホームページで見た映像のことだ。

我々は家族や友人と人生を歩いていて、
たとえかけがえの無いものたちを失ったとしても、
彼らはいなくなったのではなく、
立ち止まっただけで、
後で歩き続ける我々を見守っているだけだという内容だった。

わしも食べ盛りの青年から、食べ盛りのおっさんになり、
人生もほぼ半ば。

母もなくし、友人も数人虹の橋を渡った。

喪失感を味わうこともあるが、後から見守られていると思えば、
なにか暖かい気持ちにもなる。

彼らにはまたいつか逢うこともあろう。
それまでは彼らに笑われないように、叱られないように、
自分らしくやっていかねば・・。

そんなことをふと想った暖かな日差しの朝であった。

康輝君の御冥福を心よりお祈りする。

彼は立派に名を残した。


追記

本日の日記を読み返していて、「ジョンQ」という映画を思い出した。

デンゼル・ワシントンの映画。

ブルーカラーの主人公は、心臓に疾患を持つ子供がいながらも
経済的な理由で心臓移植を受けられない。

進退窮まった彼は移植を迫って病院を占拠するという話だ。


しかし、それでも移植を受けられず、
彼は自分の頭に拳銃をつきつけ、
自殺するから自分の心臓を使えと迫る。


映画のことであるし、作り物だが・・。

親の心情というのは、そういったものだろう。

日記を書いてから、臓器移植について書いてあるブログを様々読んだ。

賛成する人・反対する人・迷う人・さまざま。

私は賛成派だが、反対派の方はご自分やお子さんが移植を必要とする立場でも、
反対なのだろうか・・。

私には姪や甥が4人いるが、
彼らのためなら自分で、自分の心臓をえぐり出しても構わない。

人は死ぬ時期を決められないが、死に方は選べる。






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