フライドチキン、プリーズ

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今を去ること、8年ほど前・・。

キャプテン☆山手はポートレートのカメラマンとして働いておりました。

所属するスタジオの社長が中南米好きということで、
コスタリカにも小さなスタジオと、コンドミニアムを購入し、
さも当然のように「お前も行くだろ」ということだったので、
ふられて傷心の私もお供することになりました。

まぁ、コスタリカのお話しはいつかするとして、
当時ビザの関係でコスタリカと、アメリカ・メキシコなど
定期的に行ったり来たりせざるを得なかったのですが、その当時のお話・・。

基本的に行き当たりばったりの人生なので、
「行きます」とは行ってみたものの、英語はおろか、スペイン語もまったく話せず、
そのわりには「まぁ、なんとかなる・・なるはず・・」


だって


「相手も人間だもの」


と会田みつおのようなことを思っていたのですが・・。



ヒューストン滞在時(当然わし1人)に、晩御飯を食べようと、
聞いたことも無いフライドチキンのお店へ・・。


レジのメニューを見て、

わし「でぃす、ふらいどちきん、ふぉー、ぷりーず」

黒人のあんちゃん「ンーフ」

わし「あい うぉんと さむしんぐ どりんく」

あんちゃん「コーク・・オレンジジュース・・カフィ・・」

わし「いえす、こーく、こーく、ぷりーず、わん」




席に着き、辺りを見ると日本人はわしひとり・・(当然だが・・)

しかも、どちらかというとホワイトカラーはこなそうな客層・・。

ちょっとこわいし、早く食べて帰ろう・・。


黒人のねえちゃん「△■※○×」

キャプテン心の翻訳だと・・「おまっとうさん、ここにおくわよ!!」


と、見ると・・。




山のようなフライドチキン・・・。

親の敵のようなコーラのコップ・・。


「あーん、そー、めにー・・」

ねえちゃん、無慈悲に・・無愛想に立ち去る・・。


鶏2羽分はあるように見えた・・・。

多分、6―7人前だよね・・。

いくらわしでも・・限度というものが・・


アメリカ人が肉食うとはいえ・・これは・・。


あのあんちゃん、オーダーに疑問感じなかったのだろうか・・。


視線を感じて、Σ('=';) ハッ!!と目を上げる・・。


(以下、キャプテン☆山手英語センサー翻訳)

「ヘイ!!あのジャップ見てみなよ、あれひとりで食う気だぜ」

「クレイジーな奴だぜ。なめてんのか、ブラザー」



そう思っていそうなのが、トム・クルーズとかならいいが、
どうみてもヤク中の役をやってるサミュエル・L・ジャクソンとかにしか見えない・・。


なんとなく、わし、やばくないか・・・。


わし、明らかに注目浴びてるよね・・。


しかも夜中のヒューストンの黒人の真っ只中で・・。


「よっしゃ、おまえら見てろよ、ラーメン30秒完食は伊達じゃないぜ」


ぐわしぐわしと食べ始める・・。


ケンタッキーほど旨みは無いわりに、油はタラタラ・・。


鶏1羽分食べた辺りで、見上げると、後ろ向きに座っていた奴まで、
振り返ったまま、こっちを見てる・・。


30分程かけて、なんとか間食・・。


コーラも抱えて、ズズッーと飲み干す。


あたりに「あいつ、全部食ったぜ」的雰囲気。


正面の黒人、あきれがちに拍手。


「かあさん・・お元気ですか・・わし・・日本人の体面守りました」


帰り際、あんちゃん達に「YO!!△■※○×」と声をかけられながら、店を出る・・。


アメリカのフライドチキン侮るべからず・・。


確実に30分で、3キロは太った・・。


あのときを思い出せば、今目の前のケンタッキー6ピース930円セットなんて、
オードブルみたいなもんさ・・。

いただきま~す♪
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