作法

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わしはサウナが好きだ。

都内にいた頃は週に2-3回は足を運び、1日中過ごしていた。
サウナには様々な人がいて、興味深い。

シャワーも浴びずサウナに直行する者、汗も流さずに水風呂に入る者、
飲み物持ち込んでいる者、全裸で腹筋している者。

気にはなるが口には出さない。
口にしたところで、そういう人物は直したとしてもその時だけだ。
野良犬に「吠えるな」といって聞かせる者がいないのと同じことだ。

サウナに限らず、銭湯や自宅の風呂でも、
風呂上りに濡れたタオルで体をビシビシ叩く人がいる。

わしは子供の頃、母方の祖父の前でやってひどく叱られたことがある。
濡れタオルで体を叩くのは、絶対にするなと言う。

叩くその音が、切腹する際の首を切り落とす介錯の音に似ていて、
それを行なうのは、不吉であり、切腹したものへの不敬だと言う。

母方は会津藩士族の家系。
祖父の祖父までは会津藩士として刀を差していた侍だ。

その事を知ったのもその時が初めてで、その後他で聞くことはなかった。
現代の感覚ならナンセンスなのかもしれないが、叱られてよかったと感謝している。



六本木のわしの店の前で、クラブ遊びをしている連中が座り込み、
奇声を上げていたことがある。
もちろん丁重にお引取り頂いたのだが、「なにがわりぃんだよ」と問われた。

最近よく聞く言葉だ。

法に触れないんだから、何が悪い。てめぇの知ったことかよ。

実によく聞く。
勿論法に触れなければいいのかもしれない。

不倫をしても「恋をしてるだけ、法には触れないでしょ」
電車の中で携帯で大声で話しても「みんなやってるだろ」
飲酒運転しても「なんで俺だけ取り締まるんだよ」

こう言っては大変失礼だが、六本木や渋谷で綺麗な服着て、
わが世の春と思っているかもしれないが、
わしに言わせて貰うなら所詮、百姓根性丸出しの田舎者だ。

彼らには罪はない。
そういう教育を受けるチャンスを得なかっただけだ。
恐らく親の世代も大差あるまい。
どん百姓は死ぬまで、どん百姓だ。

家族・友人なら諌めるが、他人であり義理もないのでほっている。

現代の日本、家庭は乱れみんな好き勝手やっている。
彼らは法律や彼らなりのルールは知ってるかもしれないが、
「作法」というものの教育を受けていない。

作法を辞書で調べると、「礼にかなった立ち居振る舞いのしかた」とある。
付け加えるなら「美しく」だろう。

今はみんなスタイルもよく、いい服装をして、いい車に乗っている。
彼らも内心「俺ってイケテル」とでも思っているだろう。
わしから見たらドジョウすくいしてる田吾作にしか見えんがね・・。


幼少の頃、鉄扇で叩きわしを躾けてくれた祖父・父には頭が下がる。
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