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先日、大手メーカーの運営する文房具の通販サイトの京浜島の倉庫に行って来た。

自分もネットショップの人間だし、今までも何件もの会社の倉庫や物流を見てきたが、今回は驚いたというより、ちょっとしたショックだった・・。

アスクルではないが、アスクルさんのような文房具やコピー用紙やコピー関係の通販サイトの倉庫だった。

親会社は、日本有数のメーカーだ。

通販部門から来た注文データが、ピッキング(倉庫の棚から指定された商品を取り出す事)の現場に来る。

ダンボールにバーコードが貼られ、それを読み込むと、Aという列の棚の上から三番目の右から二つ目にあるから、3個取って来いと端末に指示される。

それを現場の人たちは、スーパーのカートのようなものを引っ張りながら、集めて回る。

話を聞くと、その現場には正社員は1人もいなかった。

1人もだ。ワンフロアに80人ほどいて、数人が契約社員で、残りの70人以上は日雇いのバイトだという。

聞くと、彼らは時給1000円の日払いで、前日の夜に「明日は来い」「明日はいらない」と言われるそうだ。

彼らはカートを引っ張り、端末の命令に従い、無言で1日倉庫の中を15キロほど歩き続けるそうだ。

日雇いだから、仲良しが出来るわけでもなく、1人何個分注文をさばいたかもチェックされる。

ここまで、人間を機械として扱う現場を、10年間ネット通販に携わって見た事が無かった。

それを朝8時から夜8時まで続けている。


効率的。もちろんそうだろう。だが、あまりにも効率的で、非人間的で恐ろしく感じた。

1日11時間歩き続け、2分に1個商品を取り出すとして、1日に330個。

1個商品を取り出すのに掛かる人件費は32円。


これがネット通販に効率と安さを求めた結果だ。

働いている人たちは、バイトや主婦というより、本当にかき集めてきた日雇い労働者の集団という感じで、健全な感じはまったく無かった。

10分休憩も、その場で取る事は許されず、ビルの外で休めといわれ、3分かけて外に行き、雨の中4分立ったまま休憩し、3分かけて現場に戻る。

社員は使わず、注文量に応じた日雇いを使い、暇なら要らないといえばすむ。

楽天スーパーセールの時期で、注文も多く、見ていて同情するほど過酷だった。

こんな事でいいのだろうか。

将来ネットショップで独立したいと思っていたが、ここまで過酷な現場を見てしまって、言葉を失った。

今まで見てきた中小の企業では、こんな感じではなかった。

だからこそ、潰れたり苦しんだりするのかもしれない。

効率的とはいえ、ここまで人間扱いしない現場を見ると、安さの追求というのは、逆に自分達の首を絞めかねないと心底怖く感じた。

本当なら、その通販サイトの名を書きたいが、やめておく。

自社の人間に対してさえ、あんな扱いをする会社だ。

恐ろしくて名前などかけない。

大企業の恐ろしさというものを痛感した。

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